デジタル技術を活用し、竣工後の建物価値の向上に寄与する
ソリューションを提供します

建物を効果的かつ効率的に管理することで、建物が安全かつ快適な状態を保ち、性能や機能を維持することを支援します。
建物の運用には、建物所有者(オーナー)、事業経営者、施設管理者、現場点検員、建物利用者と、多くのステークホルダーが関わるため、各プレイヤー向けにソリューションを提供します。

複数種類の建物情報の掛け合わせによる多角的な維持保全の実現


BIMモデルや点群データ等の3Dデータと、設備台帳や点検記録情報等のテキスト情報、2D図面等の建物に関連する情報をシームレスに連携することで、施設管理者と点検員の業務連携、および各々の担当者業務に該当する施設情報の分析や点検記録の効率化を促します。運用時の点検記録や不具合の記録、IoTデータ等を貯め込むことで、長期間の建物運用における資料やデータの欠落を防ぐだけでなく、設備機器の分析や施設利用の傾向の把握といった改善策の検討が期待できます。

維持保全プラットフォームは、お客様の業務形態に適したデータの組み合わせによるシステム構成を想定しています。
例えば既設の建物の場合、「360度画像+点群」で3D形状を表わすことができるため、BIMモデルを使用しないシステム構成は可能です。

空間の滞在者数・属性センシングを中心とした安心・快適な空間づくり


映像から検出した滞在者数や属性により、照明・空調・換気等の設備を自動で制御することで、施設利用者に安心・快適な空間を提供します。
ネットワークカメラ以外にも、スマートビル内におけるIoT機器との連携や、過去データを基に利用状況を予測し設備機器を制御するサービスも検討しています。

ネットワークモデルを中心とした運用・維持保全業務における効率化サービスの提供


従来の設備インフラの運用・維持保全業務は、複雑な設備の系統構成のため、設備系統図や配置図など複数の図面を重ね合わせて情報を引き出す必要があり、大変煩雑な作業となっています。
それに対し、空調・給排水・電気などの設備機器や配管などの系統構成情報をネットワークモデルとしてデジタル化(デジタル系統図化)することで、以下の例のように、必要な情報の引き出しや推定が容易に行えます。
 1)特定の設備の不具合発生時に、その下流の機器・配管・空間を探索することで影響範囲を迅速に推定すること
 2)不具合事例を、構成する機器・属性・接続した周辺機器などのネットワークモデルとしてプロファイルし、多くの物件を横断・回析し、ネットワークモデルの類似性を見つけることで、同様の不具合のリスクを推定すること

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